ヒコーキ用三軸GYRO normal mode 勝手にランク

(AVCSヘディングロックモードは対象外)
(GPS、水平維持の各モードや単軸製品も対象外)

主に幅48インチあたりのアクロ機に積んだ場合だと思ってください。
ノーマルモードでのスローアクロ補助のフィーリングを中心に自家用メモ


私的1位
ここに写真
FUTABA GYA460

ノーマルモードは、まぁ、言うことナシでしょう。
基本動作はしっかり。背面・横積み可。独立端子でSBUSを装備。
AILE二系統。感度調節はVRで簡単。
これ以上を求めるなら、受信機との一体化ですね。
まぁ、時期的にかなり遅れて出てきましたから、
特に不足はなく、ソツなくまとまっています。

難点は、他より高価。
設定モードに入る表面のSETボタンが異様に押しにくいです。
あと、Vテール非対応です。
(私的には不要ですが、そういう機能は切り捨てるよりあるほうがいいのでは)


私的(3→)2位
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Orange RX GA7003XS

FASST互換受信機とGYROが一体化した製品です。
安定志向です。舵は鈍くなります。安定度はかなり高い感じです。
AILE二系統。

難点は横積み不可。
(GYROと受信機がひとつで済みますが)箱サイズはやや大きめ。
粘り気のある感じで安定度が高いですが、ゲインを上げると
舵の切れがやや犠牲になります。


私的(4→)3位
ここに写真
SMC AG22 v1.2

背面・横積み可。AILE端子と兼用で、切替式ですがSBUSを装備。
ちょっぴり背が高いが縦横はかなり小型。AILE二系統。

難点は、設定変更は必ず専用コントロールBOXかPCを接続して行うこと。
感度のちょい変えでもコントローラが要ります。
機体搭載には、設定コードをつなぐ余地の確保が必要です。


余計なことですが、他人に薦めるのは
ここより上にしています :p


私的(5→)4位
ここに写真
OrangeRX RX3S V2

安定志向です。舵は鈍くなります。安定度はかなり高い感じです。
AILEは1系統。AILEサーボ2個の接続には分岐ケーブルが必要です。

難点は横積み不可(背面については不明)。SBUSナシ。
粘り気のある感じで安定度が高いですが、ゲインを上げると
舵の切れがやや犠牲になります。


私的(6→)5位

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EAGLE A3 and A3-L

ノーマルモードではA3もA3-Lも同等です。
背面・横積み可。
GAIN端子と兼用で、切替式ですがSBUSを装備。

難点は、まずAILEが1系統なこと。
本体にゲイン調節のトリマVRがあって、さらにリモートゲイン信号が
1本ありますが、これはあまり利点には思えませんでした。
それよりはAILEを二系統にしてほしかったです。
それから、サーボが過大に動きたがること。
このGYROを通すと送信機のエンドポイント設定を超えてサーボが動きます。
しかもゲインにより拡大率が変わったり、GYRO offでは元のままなど、
モード間格差が生じる面倒な点もあったためランクダウンしました。


私的(7→)6位
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free Wing E51

AILEは1系統。正面積みのみ。SBUSナシ。

難点は、まず、載せ方と筐体(本体ケース)の幅。
正面積みの搭載に限られますが、GYRO筐体の幅がかなり広いために
機体に積み込むのに苦労します。(あきらめる事態となることも)
写真で見る長いほうが幅です。手元の計測で箱の部分で約44(mm)、
ネジ留め部分(通称ミミ部)を含めると全幅約56(mm)です。
それから、AILEが1系統。
出力端子がふたつある変則ですが、1入力の1系統です。
あと、使った者(使用者)が悪かったかもしれませんが、
動翼のデカいアクロ機で、エレベータあたりにハンチングが
よく出た感じがします。(感度を下げてもおさまらない感じ)


私的(8→)7位
ここに写真
Bigaole 3G-A 旧モデル
(※後継の 3G-A V2のことではありません)

良い点は小型軽量。世に出るのが早かったこと。
低価格GYROの普及に貢献したと思います。

最大の難点は、まれにロックすること。これは困ります。
それから、使った者(使用者)が悪いのかもしれませんが、
切れがモサかったです。私的主観です。
小型アクロ機でこのGYROを通すと舵の切れが悪く(鈍く)なる感じです。
この感覚については感度の調節ではあまり変わりませんでした。
あと、載せ方が正面積みに限られます。ターゲットは小型機だと思うので、
できれば横積みにも対応してほしかったです。
AILEは1系統です。


私的(9→)8位
ここに写真
3AXIS-A

超速応答系。AILEは1系統で1+1out。正面積みのみ。

応答が非常にクイックな模様です。
わずかに揺れるだけで、サーボがゲシゲシと鋭く動きます。
スローアクロに適しているかというと、あまりそうではないような気がします。


私的最下位

ここに写真
FrSKY FC150

背面・横積み可。独立端子でSBUSを装備。AILE二系統。

最大の難点は、GYROの感度調節とサーボの動作範囲を混同している点。
感度調節を小さくしていくとサーボの動作範囲が狭くなります。
狭くなる動作範囲とは、GYROが本来の働きである変位の打ち消しのために
舵を動かす量のことではありません。このGYROで感度を下げていくと
エンドポイントを狭めたようになり、送信機のスティックを端まで動かしても
サーボアームがほとんど動かなくなります。
必要なサーボの動作量を保ったまま感度を調節することができません。
その他は、表面のSETボタンが押しにくいです。


(順位なし)
ここに写真
MAT TECH NX3 V1.0

AILE二系統。軽量で価格は◎

難点は、横積みが不可です。SBUSナシ。
キァリブレーションの方法が嫌いです。送信機のモード切り替えスイッチを
1秒間にガチャガチャと三回動かして行います。スイッチが壊れそうです。
オートキァリブレーションではないため、モード間でニュートラルずれを
生じることがあります。

起動失敗が続くようになりました。
電源投入を五〜六回ほど繰り返すと動き出しますが、どうにも。
買った数は1個です。使用中断したので順位なしにします。


(順位なし)
ここに写真
EAGLE A3 Super 2

お試ししたのですが、どうにも合わない感触なので評価なし。


(順位なし)
ここに写真
EAGLE A3 Super
(not A3 Super 2)

後継の新モデルが発売になっているので評価なし。


(順位なし)
ここに写真
FrSKY FC130
(not FC130 v2)

後継の新モデルが発売になっているが
旧モデルしか使ったことがないので評価なし。

旧モデルについてですが、最大の難点は、GYROの感度調節と
サーボの動作範囲を混同している点。
感度調節を小さくしていくとサーボの動作範囲が狭くなります。
狭くなる動作範囲とは、GYROが本来の働きである変位の打ち消しのために
舵を動かす量のことではありません。このGYROで感度を下げていくと
エンドポイントを狭めたようになり、送信機のスティックをいくら動かしても
サーボアームがほとんど動かなくなります。
必要なサーボの動作量を保ったまま感度を調節することができません。
この点が、新モデルのv2で変わったのかどうかは未調査のため不明です。


ノーマルモードの私的ランクでした。

AVCS・ヘディングロックモードはあまり興味がないので
そちらは予定なしです。

水平維持モードのランクは作りたいですが、微妙な点があり
まだ言い切れる評価ができていません。

こちら
ヒコーキ用GYRO・買って試したもの
も見てね。


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